AirPods Pro の使いこなし方

2021/12/19

AirPods Pro については様々なレビューや意見があります。でも、個人的に AirPods Pro 最大の特徴は、音質とかスペックとかでは語れない快適さにあると思います。

耳への負担が小さい、装着の快適さは特筆ものですね。まさに唯一無二の存在です。

特にiPhoneやiPadやMacといったApple製品と組み合わせると、他にはない便利さがあります。

AirPods Pro の特徴

柔らかいイヤーチップ

AirPods Proの最大の特徴が、快適なイヤーチップだと思います。

AirPods Pro は、イヤホンの分類としてはカナル型(耳栓型)になりますが、一般的なカナル型と違って装着感が柔らかいです。

柔らかいイヤーチップが楕円形になっていて、耳の穴の形に合わせてそっと乗せるような感じに装着します。そうすると、密着しているのに皮膚と触れている部分の負荷が小さくて、長時間使っていても疲れにくいです。ずっと着けっぱなしにできる、ウェアラブルなイヤホンです。

普段から付けっぱなしにできる快適さというところが、Appleが最も狙っている特徴だと思います。

AirPods Proに慣れてから普通のカナル型を使ってみると、以前は気にならなかった押しつけ感・圧迫感を強く感じます。そしてAirPods Proに戻ると、装着感の優しさを改めて実感します。

効果的なノイズキャンセリング機能

とても自然な静寂と感じるように周囲の騒音を消してくれる、ノイズキャンセリング機能が強力です。

初めて使った時は、サッと周囲の音が消えて静寂に包まれる感覚に驚きました。

以前にも他社製のノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使っていましたが、AirPods Pro の音の消え方は圧倒的に自然な感じです。このノイズキャンセリングの快適さだけでも買う価値ありですよ。

違和感のない外音取り込み機能

AirPods Pro の外音取り込み機能は圧巻です。

まるで何も装着していないかのように、周囲の音が自然に聞こえるので、音の出どころの位置関係までわかります。素晴らしい。

さらに、雑音が多くて話し相手の声が聞き取りにくい場合にも役立ちます。「会話を強調」機能を使うことで、目の前にいる話し相手の声がクリアに聞こえるようになります。この機能を使ってみると、新鮮な感覚に驚きます。

アダプティブイコライゼーションで安定した音質

耳の形や装着状態に合わせて、音を自動で調整する「アダプティブイコライゼーション」という機能が秀逸です。AirPods Pro が普段とは多少ずれて耳に入っていても、音の聞こえ方には大きな影響が出ないんですね。

特に効果を感じるのは、外音取り込みモードの時です。

他社製のイヤホンで外音取り込みをすると、低音域が薄れて軽い音になってしまう製品が多いです。

AirPods Proの場合は、アダプティブイコライゼーションのおかげで外音取り込みモードでも音質が変わりません。ノイズキャンセリングモードで聴いていた音がそのまま、外部の音が混ざって聞こえてくるという感じになります。素晴らしい。

アダプティブイコライゼーションの優秀さがあって、どんな状況でも安定した音質で音楽を楽しめます。

立体音響に適した設計

ドライバー部分(音が出るスピーカー部分)が、Apple Musicが提供するドルビーアトモスによる立体音響に適した設計になっているので、圧巻の3D音響を味わえます。

音の立体感や臨場感については、イヤホンよりもヘッドホンの方が有利ですが、AirPods Pro はイヤホンとしては最高レベルの立体感を感じられます。

単純にイヤホンとしての音質では、SONY製など音響機器メーカーのイヤホンにはかなわないと思うんですが、空間オーディオを使うという前提になると様相が一変します。

特に低音域の音が素晴らしい。上質なスピーカーのウーファーが、空気を振動させているという雰囲気になります。

耐汗耐水で安心

IPX4の防水性もあるので、運動して汗をかいたり、ちょっと雨に降られてしまった時にも大丈夫。

安心していつでも使えますね。

スペック

再生時間
・本体のみ: 4.5時間
・ケースで充電すると: 24時間以上
急速充電
・5分の充電で1時間再生可能
本体サイズと重量(左右それぞれ)
・高さ:30.9 mm
・幅:21.8 mm
・厚さ:24.0 mm
・重量:5.4 g
ケースのサイズと重量
・高さ:45.2 mm
・幅:60.6 mm
・厚さ:21.7 mm
・重量:45.6 g
ケースの充電方法
・MagSafe充電器
・Qi規格の無線充電器
・Lightningコネクタに対応
値段: 30,580円(税込)
(偽物が出回っているので公式ストアが安心!)
Apple公式Amazonストアで購入
楽天モバイル公式ストアで購入

AirPods Pro を使いこなそう

AirPods Proの使い方・操作方法

特にボタンも見当たらず、とてもシンプルな構造で、使い方も簡単です。

AirPods Proの基本的な使い方をまとめました。

AirPods Proの音質を調整する

AirPods Pro は、完全ワイヤレスのイヤホンとしては十分に高音質だと思います。自分の好みに合わせて設定を変更してみると、もっといい音になるかも。

特に、「音量を自動調整」機能については、絶対に確認しましょう。現在はもう不要になったと思われるこの機能をオフにするだけで、音が全然変わります。

AirPods Proで音楽を楽しむなら、イコライザーの設定方法と特徴を知っておくと良いですよ。

AirPods Proの低音を、もっと強くしたいと思う場合はこちらの記事をどうぞ。

空間オーディオを愉しむ

AirPods Pro + 空間オーディオの音質は、イヤホンとしては最高クラスだと思っています。

AirPods Proなら、ドルビーアトモスの空間オーディオに未対応の、通常のステレオ音源の音楽を立体音響に変換する「ステレオを空間化」という機能が使えます。

「ステレオを空間化」機能は、Apple Music専用ではありません。Spotify, Amazon Music, YouTube Music など、全ての音楽配信サービスのステレオ音源に対応します。

空間オーディオを使っている時、標準設定ではダイナミック・ヘッド・トラッキングが機能します。この機能、音楽を聴いているだけの時には余計なお世話でしかない邪魔な機能なんですよね。個人的に。

では、何のためにある機能なのでしょうか。実は、空間オーディオの立体感の補正に使われます。

必要に合わせて、コントロールセンターから簡単にオン/オフを設定できます。

AirPods Pro 純正イヤーチップ

AirPods Pro純正のイヤーチップがイマイチだなぁと思う場合は、もしかしたら装着方法との相性かもしれません。

普通のカナル型イヤホンと違って、AirPods Proの装着方法があります。下記の記事の内容をお試しください。

iPhoneと組み合わせて使う前提では、最も便利で快適なのがAirPods Proです!

AirPods Proをプチ改造: イヤーチップ交換

Apple純正のイヤーチップは快適ですが、他社製に交換することで音質を改善したり、ノイズキャンセリングを強化したりできます。純正イヤーチップが耳に合わせない場合も解決できるかも。

イヤーチップの素材による特徴

イヤーチップは、素材により4つに分けることができます。イヤーチップはイヤホンと耳を繋ぐものなので、素材によって音質の傾向や性格が変わります。

  • シリコン: 純正同様の快適さ
  • ウレタンフォーム: 低音+遮音性強化
  • ハイブリッド: シリコンとウレタンフォームの良いとこどり
  • 独自素材: クリアな音でおすすめです

シリコンタイプの特徴

Apple純正のイヤーチップもシリコンタイプです。シリコンタイプのイヤーチップは、高音側がクッキリする印象になります。

他社製のシリコンタイプに変更すると、音質の傾向は純正と大きく変わらないまま、ノイズキャンセリングの効果が向上する傾向があります。

が、あえて購入してまで交換する必要性はあんまり感じない製品がほとんど、というのが個人的な感想です…

シリコンタイプを使いたい場合は、おとなしくApple純正を買い直しましょう。

ウレタンフォームタイプの特徴

ウレタンフォームタイプのイヤーチップを使うと、高音が少し抑えられて、中低音が豊かになった様に感じます。AirPods Proの低音に物足りなさを感じる場合、ウレタンフォームタイプに変更すると良いかもです。

ウレタンフォームタイプは指で押し潰してから耳に入れます。体温で温まるとイヤーチップが膨らんで、耳にピッタリと固定される感じになります。

素材が変形して耳にぴったり当たるので、遮音性が大幅に上がって、ノイズキャンセリングの効果が向上します。

ただ、フォームタイプは耐久性はあまり良くありません。汚れがつきやすかったり、密着感が低下したり、比較的短期間で交換が必要になる傾向があります。コスパ的に問題だなと思うので、個人的にはあまりおすすめではないですね。

ハイブリッドタイプの特徴

ウレタンフォームタイプの上にシリコンタイプを被せたものが、ハイブリッドタイプになります。

両方の良さをいいとこ取りした様な感じで、低音強化+ノイズキャンセリング強化+高耐久になります。

代表例がSymbio Eartips Airpods Pro用です。以前はSymbioの製品を購入して、ウレタンフォーム部分だけを純正イヤーチップに移植するという改造が流行りましたが、現在はメーカーから AirPods Pro 対応製品が販売されています。

オレンジ色のウレタンフォームがアクセントになって、めちゃオシャレ。個人的にお気に入りです。

装着感はとても優しくて、純正イヤーチップと大きく変わらないのですが、内部のウレタンフォームがいい仕事をします。ノイズキャンセリングの効果が大きく向上して、静寂に包まれます。

音質の傾向は純正イヤーチップとあまり変わりません。フラットな音の性格が純正イヤーチップと同じまま、全体が持ち上がった感じにアップグレードされるという印象です。ウレタンフォームタイプらしく低音域・中音域に厚みが出るので、全体に迫力が出ます。

Symbio Eartips の詳細はこちらの記事をどうぞ。

独自素材の特徴

ドイツのAZLA社が開発している製品が代表で、圧迫感がなく長時間の使用でも疲れないという特徴があります。

AZLA SednaEarfit Crystal for AirPods Pro を装着すると、遮音性の向上と、音の鮮明さの向上があるので、個人的にはイチオシです。イヤーチップを変えるだけでこんなに音が変わるのか!って思いますよ。

純正と同じサイズを選択すると、若干圧迫感を感じるので、7段階あるサイズの中から純正より一つだけ小さいのを選ぶと良いかもです。

音質の傾向は、純正のイヤーチップよりも少しキラキラした感じになりますが、高音が強くなっているわけではなくキレが良くなったような雰囲気です。それでいて中低音域も膨らむので、全体的に迫力が大幅アップです。

遮音性も高い素材なので、ノイズキャンリングの効果も大きく上がります。屋外では不安になるくらい静かです。

特筆するべきは、立体音響の効果がググッと改善されるところ。純正イヤーチップを使っている時よりも、広い範囲から音が聞こえてくるような臨場感があります。

AZLA SednaEarfit Crystal for AirPods Pro について、詳細はこちらの記事でどうぞ。

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