iPhoneでハイレゾUSB-C DACのケーブルを横向きに使えるLightning変換アダプター Audirect LTOC OTG Adapter
iPhoneでハイレゾを聴くためには、USB接続のDACが必要です。USB-C → Lightning 変換アダプターでDACを使うには、OTGという規格に対応している必要があります。OTGに対応していると明記している変換アダプターは珍しいですが、ケーブルを横向きに接続できる製品はさらにレアですね。
Audirect LTOC OTG Adapter 変換アダプタ TYPE-C TO Lightning
動作確認: iOS 15.3
Audirect LTOC OTG 変換アダプタ TYPE-C to Lightning
これをひとつ、iPhone本体とDACの間にかませることで、USB-C 接続のDACをiPhoneに接続して本当のハイレゾ音楽を再生できます。
製品写真を見ると、色はグレーっぽく見えますが、実物はピカピカの銀色です。
USB-C を直接 Lightning端子に変換できて、OTG に対応している製品は珍しいので、とても貴重な製品です。
iPhone本体からまっすぐに伸びるアダプターだと、ポケットに入れるときなど様々な場面で邪魔になってしまうことがあります。
横向きに接続できると、ケーブルが邪魔になるお悩みから解放されます。
変換アダプター型のUSB-C DACを接続した状態のイメージはこんな感じ。
Lightning接続のDACと違って、AppleのMFi認証による制限を受けませんので、USB-C DACの性能をフルに引き出せます。
手持ちのUSB-C DAC(32bit/384KHz)(変換ケーブル型・USBメモリ型)を接続して、Amazon Music アプリで機器の出力を確認すると、しっかりAmazon Music 最大の192KHzで出力されていることが確認できました。
ちなみに、AppleからMFi認証を受けたLightning接続のDACだと、チップとしてはもっと高性能なものを積んでいたとしても、48KHzが上限になります。
選び放題!
Lightning 接続のDACと比べて、USB-C 接続のDACは種類が多くて選び放題です。
小さくて、ケーブルが邪魔にならない変換アダプターを一個使うだけで、自由に選ぶことができるのは嬉しいですね。
ハイレゾ音源を音来の音質で愉しみたい場合、これで問題解決です。
ケーブルが縦向きでも良い場合
ケーブルが縦向きでも不便がないという場合は、もっと安く買えるアダプターがあります。
→ ハイレゾに必須!iPhoneでUSB-C DACが使えるLightning変換アダプター
USB-C DAC をつかうメリット
本当のハイレゾが聴ける
USB DACの場合、MFi認証を受ける必要がないので、Appleの制限を受けていないDACが使えます。
小型で安いのに、32bit/384Khz とかそれ以上の出力ができるDACなども選び放題です。
AACも音質が向上
高性能なDACを使うメリットは、本当のハイレゾ音源が聴けるだけではありません。
性能やメーカーの音作りポリシーで性格が変わりますが、ハイレゾじゃないAAC音源でも、高性能なDACで透明感のある高音質な音楽を楽しめます。
音質というのは個人の好みの影響が大きいので、自分と相性がいいUSB-C DACに出会えたら、ハイレゾ音源を聴かなくても幸せになれます。
USB-C DAC は安くて種類が豊富なので、いくつか試して好みに合う製品を見つける楽しみもあります。
そんな自由を味わうためにも、この変換アダプターは持っておくと良いですよ。
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Audirect LTOC OTG 変換アダプタ TYPE-C to Lightning
個人的には、低音が必要以上に強調されていたり、味付けがきつい製品はあまり好みではないです。原音に忠実なDACに、聴きたい音楽に合わせて性格がいろいろなイヤホンやヘッドホンを使い分けるのが好きですね。
そういった意味でオススメのDACはこちらです↓
→ iPhoneで本当のハイレゾを聴けるUSB-C DAC JINGHUA Type-C to 3.5mm アダプター
→ ポータブル最高音質USB DAC Questyle M12でハイレゾとMQAを聴こう
→ 最高のハイレゾサウンド Audiolab USB-C DACヘッドホンアンプ
用語解説
DAC
Digital Audio Converter
音源のデジタルデータを、人間の耳で聞こえる音というアナログ信号に返還するチップ。この性能で音質が大きく変わる。
MFi認証
Made For iPhone
Lightning端子に接続する機器が、iPhoneで適切に動作するように設計されているかAppleが確認して登録したもの。
機器の情報がiOSに組み込まれているので、iOSのバージョンアップがあっても継続して利用できる。
MFi認証を受けていないLightning接続の製品は、iOSのバージョンアップで使えなくなる可能性がある。
OTG
USB On The Go
パソコンを介さずに、USB機器を接続するための規格。例えば、OTGに対応していれば、デジカメをプリンターに直接USBケーブルで接続して印刷できる。
iPhoneとUSB-C DACの接続も、パソコンを介さないUSB機器の接続なので、OTGに対応した変換アダプターを使わないと正常に動作しない。
変換アダプターの多くは、端子形状が異なるUSB機器をパソコンに接続するために作られているので、OTGのことを考慮していない場合が多い。使用目的によっては注意が必要。
この記事のように、USB-C 接続のDACをiPhoneで使いたい場合、OTGに対応していないと使えない。
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