iPhone・iPadのGboard|日本語設定と切り替わるときの対処

2017/10/14

Gboardを入れたのに日本語が使えない、入力中に標準キーボードへ戻る――そんなときは、まず「Gboard自体が選べるか」と「日本語が追加されているか」を分けて確認します。パスワード欄などでは、iPhone・iPadの仕様で標準キーボードが表示されることもあります。

GoogleのGboardヘルプとAppleの仕様説明を2026年11月4日に確認し、設定する場所と症状ごとの対処を整理しました。

症状 まず確認すること 次にすること
Gboardが選択肢にない アプリをインストールし、キーボードに追加したか iPhone・iPadの「設定」からGboardを追加
Gboardは出るが日本語にならない Gboardアプリ内の言語に日本語があるか 日本語を追加し、入力画面で切り替える
特定の画面で標準に戻る パスワード欄や電話番号欄か、特定アプリだけか 別の通常の入力欄でも確かめる
「null」と表示される キーボードの登録状態 Gboardをリストから外して再追加し、必要なら再起動
iPadで表示が大きく使いにくい 使用中のキーボードがGboardか標準か 標準キーボードのフローティング表示も試す

Gboardをインストールしてキーボードに追加する

GboardはGoogleのキーボードアプリです。日本のApp StoreのGboardページには、提供元Google LLC、iPhone・iPad対応、日本語、無料と記載されています。2026年11月4日時点の掲載上の互換性は、iPhoneではiOS 12以降、iPadではiPadOS 12以降です。インストールできるかは、お使いの端末でストアの表示も確認してください。

インストール後は、次の手順でキーボードとして登録します。

  1. iPhoneまたはiPadの「設定」を開きます。
  2. 「一般」→「キーボード」→「キーボード」を開きます。
  3. 「新しいキーボードを追加」を選び、Gboardを追加します。
  4. メモなどの入力欄を開き、地球儀キーを長押ししてGboardを選びます。

すでに登録されている場合は、追加し直す前に地球儀キーの一覧を確認しましょう。Googleの切り替えとトラブルシューティングの案内にも、追加と切り替えの手順が掲載されています。

日本語を追加してGboardに切り替える

Gboardを選べても日本語で入力できないときは、Gboardアプリ内の言語設定を確認します。端末全体の表示言語を日本語に変更する必要はありません。

  1. Gboardアプリを開きます。
  2. 「言語」→「言語を追加」を選びます。
  3. 日本語を追加します。
  4. 入力欄に戻り、地球儀キーを長押ししてGboardを選び、日本語入力が使えるか確認します。

言語追加の方法はGoogleの言語設定の説明を参照してください。Gboard自体が一覧にない場合は、前節のiPhone・iPad側の追加操作から確認します。アプリ内の言語追加と、端末へのキーボード登録は別の設定です。

キーボードの並び順を変えたい場合は、「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」→「編集」で並べ替えられます。操作はGoogleの設定案内でも確認できます。並び順を変えても、すべての入力画面でGboardが必ず表示されるわけではありません。

勝手に標準キーボードに戻るときは?

パスワードなどの保護された入力欄や、一部の電話番号入力欄では、標準キーボードに切り替わることがあります。また、アプリの作り手がサードパーティ製キーボードを許可しない場合もあります。これはAppleが開発者向けに説明する仕様で、切り替わったことだけで故障とは判断できません。

まず、切り替わるのが特定の入力欄だけか、メモなどの通常の入力欄でも起きるかを比べてください。特定の欄だけなら、その画面では標準キーボードを使います。通常の欄で選べる場合は、地球儀キーを長押ししてGboardに戻せます。

通常の入力欄でもGboardが一覧にない場合は、端末の「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」で登録を確認します。Gboardがなければ「新しいキーボードを追加」から追加してください。症状が続く場合は、次の節の手順も確認しましょう。

「null」と出る・Gboardが表示されないときは?

Googleは「null」と表示される場合の対処として、キーボードのリストからGboardを外して再追加する方法を案内しています。これはGboardアプリ自体の削除とは別の操作です。

  1. 「設定」→「一般」→「キーボード」→「キーボード」を開きます。
  2. 「編集」からGboardをリストから外します。
  3. 「新しいキーボードを追加」からGboardを再び追加します。
  4. 入力欄で地球儀キーを長押しし、Gboardを選びます。改善しない場合は端末を再起動します。

手順の出典はGoogleのトラブルシューティングです。まずは登録状態を確かめ、辞書の消去やアプリ削除は初手にしないでください。再追加や再起動でも直らない場合は、発生するアプリ、入力欄、端末とOSを分けて確認すると原因を絞りやすくなります。

iPadで表示サイズを優先したいときは?

小さなキーボードを使いたいときは、Apple標準キーボードのフローティング表示が選択肢になります。Gboardを使っている入力欄で地球儀キーから標準キーボードに切り替え、次のように操作します。

  1. キーボードの上に2本の指を置き、つまむように指を近づけます。
  2. 小さくなったキーボードを使って入力します。
  3. 大きさを戻すときは、キーボード上で2本の指を広げます。

これはAppleが案内する標準キーボードの操作です。Gboardの日本語変換を使う場面と、小さな表示で入力する場面を、地球儀キーで切り替えて使えます。

「フローティング」と「分割」は別の表示方法です。小さなキーボードを一つ表示したい場合はフローティングを使います。分割表示には対応モデルの制限があり、AppleはiPad miniとiPad(第9世代以前)を対象として案内しています。表示を元に戻す方法と対応条件も確認してください。

フルアクセスを許可する前に確認すること

フルアクセスを求められたら、使いたい機能と送信される情報を確認して判断してください。Googleの設定案内では、キーボードからのGoogle検索にフルアクセスを使うと説明しています。Gboardが一覧に出ない場合や日本語にならない場合は、先にキーボード登録と言語追加を確認しましょう。

Googleのデータの扱いに関する説明では、検索語、利用統計、音声入力を使ったときの音声はGoogleへ送信されます。一方、学習した単語は端末に保存されるとしています。

キーボードを使うことと、検索や音声入力を使うことでは、関わるデータが異なります。許可を判断するときは、Gboardが表示する機能の案内と、端末の許可画面を確認してください。

旧版の使用記録と参考画像

旧版では、筆者はiPadで横幅いっぱいに表示される配列を使いにくいと感じていました。その後、フローティング表示にするとGboardも小さくなり、フリック入力ができたと追記しています。以下はその頃の記事で使用した画像です。現行版の手順を示す画像ではありません。

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