Apple Music空間オーディオの設定方法:Dolby Atmos対応イヤホンと聞こえない時の確認

2021/06/07

Apple Musicの空間オーディオは、Dolby Atmos対応曲を立体的に聴ける機能です。AirPods ProやAirPods 3以降なら自動で使いやすい一方で、「設定場所が分からない」「対応イヤホンじゃないと使えない?」「Dolby Atmosの表示が出ない」と迷いやすい機能でもあります。

先に結論を書くと、iPhoneでは設定 → アプリ → ミュージック → Dolby Atmosで「自動」または「常にオン」を選びます。AirPods 3、AirPods Pro、AirPods Maxなどの対応イヤホンなら「自動」、有線イヤホンや他社イヤホンでも試したい場合は「常にオン」を選ぶのが分かりやすいです。

Apple Music空間オーディオの設定方法

  1. iPhoneの設定アプリを開きます。
  2. アプリ → ミュージックを開きます。
  3. Dolby Atmosをタップします。
  4. 自動または常にオンを選びます。

Apple公式のiPhoneユーザガイドでも、Apple MusicのDolby Atmosはこの場所から設定する案内になっています。iOS 18以降は「設定 → アプリ → ミュージック」、iOS 17以前では「設定 → ミュージック」と表示される場合があります。

参考: Apple Support: Play music in Spatial Audio with Dolby Atmos on iPhone

自動と常にオンの違い

設定意味おすすめ
自動対応するAirPodsやBeats、Dolby Atmos対応機器で再生するAirPods 3 / AirPods Pro / AirPods Maxを使う人
常にオン接続中のイヤホンやスピーカーでもDolby Atmos再生を試す有線イヤホン、他社イヤホン、DAC接続で試したい人
オフDolby Atmosを使わず通常のステレオで再生する音が不自然、音量差が気になる人

迷ったらまず「自動」で大丈夫です。AirPods以外のイヤホンでDolby Atmos対応曲を試したい場合だけ「常にオン」に切り替えます。ただし、すべてのイヤホンやスピーカーで意図どおりの立体感になるわけではありません。

対応イヤホン:AirPods以外でも使える?

Apple MusicのDolby Atmosは、AirPods専用ではありません。Apple公式案内では、Dolby Atmosは対応するAirPodsやBeatsのほか、互換性のあるヘッドホン・スピーカーでも再生できると説明されています。

機器おすすめ設定補足
AirPods 3 / AirPods 4自動空間オーディオ対応。モデルにより機能差あり
AirPods Pro自動固定・ヘッドトラッキングも使いやすい
AirPods Max自動Dolby Atmosとの相性が良い
対応Beats自動Apple製チップ搭載モデルは使いやすい
有線イヤホン常にオン再生は試せるが、聞こえ方はイヤホン次第
他社Bluetoothイヤホン常にオンDolby Atmosとして再生できても、AirPodsのような連携は期待しすぎない

AirPods Proで音質を整えたい場合は、AirPods Proの音質を向上する設定も合わせて確認してください。低音を強くしたい場合はAirPods Proの重低音設定も参考になります。

Dolby Atmos対応曲の見分け方

Apple Musicでは、Dolby Atmos対応アルバムや曲にDolby Atmosの表示が出ます。再生中の画面にもDolby Atmosの表示が出る場合があります。

すべての曲が空間オーディオ対応ではありません。Dolby Atmosをオンにしても変化が分からない場合は、まずDolby Atmos対応と明記された曲やプレイリストで試してください。

固定・ヘッドトラッキングはどこで変える?

Dolby Atmosのオン/オフはミュージック設定で変えますが、固定・ヘッドトラッキング・オフはコントロールセンターから切り替えます。

  1. AirPodsを装着してApple Musicを再生します。
  2. コントロールセンターを開きます。
  3. 音量スライダーを長押しします。
  4. 右下の空間オーディオをタップします。
  5. オフ、固定、ヘッドトラッキングから選びます。

違いが分かりにくい場合は、AirPodsのヘッドトラッキング・固定・オフの違いで詳しく整理しています。

空間オーディオが聞こえない・表示されない時の確認

  • Apple Musicのサブスクリプションが有効か確認する
  • Dolby Atmos対応曲で試す
  • 設定 → アプリ → ミュージック → Dolby Atmos がオフになっていないか確認する
  • AirPodsを耳に装着した状態でコントロールセンターを開く
  • iPhoneとAirPodsを再接続する
  • ダウンロード済みの曲は、Dolby Atmosでダウンロードし直す

ダウンロード曲でDolby Atmosにならない場合は、ミュージック設定のDolby Atmosでダウンロードも確認します。通常版で保存済みの曲は、いったん削除してからDolby Atmos版として再ダウンロードが必要になることがあります。

SpotifyやYouTubeでもApple Musicの空間オーディオは使える?

Apple MusicのDolby Atmos対応曲と、SpotifyやYouTubeで使う「ステレオを空間化」は別物です。SpotifyやYouTubeでは、AirPods側で普通のステレオ音源を空間的に広げて聞かせる形になります。

SpotifyについてはSpotifyでAirPodsの空間オーディオ風に聴く方法、YouTubeについてはYouTubeでAirPodsの空間オーディオを使う方法を確認してください。

音が変・音量が小さいと感じる時

Dolby Atmosは曲によってミックスが違うため、通常のステレオより音量が小さく感じたり、ボーカルが遠く感じたりすることがあります。気になる場合は、Dolby Atmosをオフにして通常再生と比べてください。

イコライザーで調整したい場合は、Apple Musicイコライザーおすすめ設定も役立ちます。低音を増やすより、まずAcousticやTreble Reducerなど自然な設定から試すとバランスを取りやすいです。

よくある質問

AirPods Proがないと空間オーディオは使えない?

AirPods Proがあると設定や切り替えは分かりやすいですが、Apple MusicのDolby Atmos自体はAirPods Pro専用ではありません。有線イヤホンや他社イヤホンでは「常にオン」で試せます。

Dolby Atmosは音質が良くなる機能?

高音質化というより、音の配置や広がりを変える機能です。曲によっては迫力が出ますが、通常のステレオのほうが自然に聴こえることもあります。

固定とヘッドトラッキングはどちらがいい?

音楽では固定がおすすめです。ヘッドトラッキングは映画やライブ映像のように、画面の方向と音の位置を合わせたい時に向いています。

まとめ

Apple Musicの空間オーディオは、設定アプリのミュージックからDolby Atmosをオンにして使います。AirPodsなら自動、有線イヤホンや他社イヤホンで試すなら常にオンを選びます。

音楽では固定、映像ではヘッドトラッキング、違和感がある時はオフに戻す、という使い分けにすると扱いやすいです。

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