iOSの日本語入力はタイポ補正機能を搭載
iOS8で日本語入力が大幅に改善されて、以前より随分と快適に文章を書けるようになりましたよね。iOS9では、ミスタイプをしてしまった時の自動補正予測が行われて、間違いを自動で修正してくれます。
例えば、「ミスタイプ」と、入力しようとして「みすたいぶ」と打ってしまった場合も、みすたいぶの部分をミスタイプと補正してくれます。
どんなに気をつけていても人間には間違いが起こりますので、かな漢字変換の精度が高いことよりも文章の入力効率を高めてくれるのではないでしょうか。上の一文を書いている時も、「気をつけていても」を「きをつけいたも」とタイポしてましたが、しっかりと補正してくれました。
ATOK等変換精度の高いサードパーティ製のキーボードもありますが、この“タイポ補正機能”の便利さはあえて純正にこだわって使い続ける理由にもなり得るのではないでしょうか。とても賢くなったMacのApple日本語IMでも、このタイポ自動補正機能はありません。
ちなみに、iOSの日本語入力は文脈の前後を考慮してくれるようで、文節単位で細かく変換・確定をするより、長い文章を一気に入力した方が変換の精度が良くなるようです。
フリック入力に慣れているなら、「タイポ補正機能+長文入力で高い変換精度」の組み合わせで、パソコンで文章を書くよりも快適ではないかという気がします。実際、iPhone 6s Plus を購入して以来、ブログ記事の下書きをiPhoneでしてしまうことが多くなりました。
タイポ補正機能で修正されないミスタイプを直したい場合は、3D touch のカーソルモードを使うと早いです。
Macの日本語入力とユーザー辞書を共有できますし、じっくり使い続けて育てていくなら、MacでもiPhoneでもApple純正の日本語入力にするのもいいかもですよ。
フリック入力のコツについてはこちらの記事をどうぞ。
入力のときに下からニュルッと出てくるコントロールセンターが邪魔な場合はこちら。