iPhoneを機種変更したときの俺的使い始め方

2015/09/29

新しい iPhone が届きました。普通は使用中の旧機種のバックアップをとって、新機種に復元して使い始めるんだと思いますが、俺的にはそんなことはしません。

バックアップをとらないで、あえて新規のiPhoneとして使い始めます。ワイルドだろ?

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普通はバックアップと復元

普通は使用中のiPhoneに保存されているデータをバックアップして、新しいiPhoneに復元します。これならデータのダウンロードが完了するまで待つだけで、何もしなくても元どおりになるので楽チンです。

iPhoneのデータをバックアップする方法1

自宅のWi-Fiに接続した状態で設定アプリを開いて

一番上のにある自分の名前(Apple ID)をタップ > iCloud > iCloudバックアップ

と進んで、「今すぐバックアップを作成」をタップします。

普通はこの方法で行うのが簡単ですが、LINEの送受信履歴データはバックアップされません。ラインのデータも含めてバックアップと復元をしたい場合は、次の方法にします。

iPhoneのデータをバックアップする方法2

iPhoneに付属しているライトニングケーブルを使ってパソコンと接続します。Macならミュージック、WindowsならiTunesを使ってパソコンにバックアップを作成しますが、その時に「データの暗号化」にチェックを入れます。

iPhoneのデータを復元する

新しいiPhoneにApple IDを設定して、「バックアップから復元」を行います。

iCloudにバックした場合は自宅のWi-Fiに接続した状態でiCloudのデータを指定、パソコンにバックアップした場合は新しいiPhoneをケーブルで接続してバックアップデータを指定します。

あえて新規のiPhoneとして使い始める

普通はバックアップと復元を行うのでしょうけど、僕はあえてそうしないで新しいiPhoneとして使い始めます。

iPhoneのデータを復元しないメリット

  • 真っさらの状態で、新機種の本来の性能を味わえる
  • 個人のデータに起因する不具合が解消される
  • めんどうだけど、初期設定でいじり倒すのは楽しい
  • 色々と変更していた設定をゼロからやり直すことで、自分に最適化できる

iPhoneのデータを復元しないデメリット

  • 設定をゼロからやり直すのは面倒
  • LINEの履歴が消える

二つとも個人的にはどうでもいい。

あえて新規のiPhoneとして使うメリット/デメリットの俺的解説

iPhone の復元って高性能すぎて、もし使用中のデータに何か不具合があってアプリの動作が不安定になっていたり全体的にiPhoneの動作が遅くなったりしていた場合には、しっかりそういう問題まで新規デバイスで再現されてしまうんですよね。

せっかくの新機種なんだから、やはり本来の性能を味わいたい。

というわけで、復元は敢えてしないという選択をしています。

今の世の中、クラウドサービスが発達しているので、データ的には何も困らないはずなんですよ。新規のiPhoneとして使い始めたとしても、写真とか動画は iCloud やその他クラウドにあるので、何も問題ない。実際写真や動画は、復元なんてしなくても iCloud Photo にあるものをそのまま観られますよ。

連絡先のデータも iCloud や Gmail に同期してあるので、新規のiPhoneでアカウントを設定するだけでサクッと復活します。

各種サービスのパスワードを再設定するのは面倒ですが、1Password などアカウント管理用アプリを使っていれば、簡単に入力できます。

自分のApple IDを設定すれば、Safariのブックマークはもちろん、保存してあった各サイトのIDやパスワードも復活して自動入力もバッチリ復活します。ほとんどの場合これで問題なし。もしかして、これは Mac と同期してるからなのかな?

LINEはアプリをダウンロードして、ログインし直せば登録してある友達はそのまま復元されるので問題なし。

LINEのトーク履歴は消えますが、気にしない。だって、ずーっと前まで遡って読み返すことなんて無いでしょ?

Facebook とか Twitter はメッセージのデータがサーバー上にあるので、アプリをダウンロードしてログインすれば全部復活します。でも読み返すことなんて無いでしょ?

というわけで、新規のiPhoneとして使い始めてもデメリットなんて特になし、不具合が解消されるメリットの方がずっと大きい、というのが僕の考えです。

俺的な買い方をした新型iPhoneを、この俺的な使い始め方で楽しんでます。

MVNO(格安SIM)利用者はAPNのインストールを

SIMフリー版を購入してMVNO(格安SIM)サービスを使う場合、サービス業者が配布しているAPN設定プロファイルのインストールを忘れずに。これをしないと、電波はバッチリ捕まえているのに通信できないという状態になります。

僕は IIJmio を使っているので、みおぽん(IIJmioクーポンスイッチ)アプリからインストールしました。

みおぽんを立ち上げて「?」(ヘルプ)を開くと、一番下に「構成プロファイルのインストール」という項目があります。ここをタップするとIIJmioのウェブサイトにつながって、構成プロファイルがダウンロードできます。

これをインストールするだけでデータ通信が可能になって、ネットにつながりますし、もちろんテザリングもOKです。

【追記】
この記事は iPhone 6s Plus 購入時に書いたものですが、その後 iPhone 8 Plus に買い換えた時も同じく新規のiPhoneとして使い始めました。めちゃ快適ですぜ。