ATOKがiPadでも使いやすくなった

2017/11/18

iOS用のサードパーティ製キーボードアプリは、iPhoneでの使い勝手については全力で取り組んでいるのに、iPadでは手抜きというか、動くだけというか、使い勝手についてはイマイチ考慮されていない傾向があります。
ATOKも、iPhoneではキーボードのサイズを自由に変更できるのに、iPadではでかいテンキーでサイズが固定という謎の仕様でしたが、バージョンアップでiPadでも自由に変更できるようになりました。

iPadではテンキーのサイズ変更ができない問題

ソフトウエアキーボードでの日本語入力は、やはりテンキーのフリック入力が便利です。iPadでもそれは一緒で、好みの位置に好みの大きさでテンキーがあれば、ローマ字入力のタイピングより効率よく文章が書けると思います。

Appleの純正キーボードでも、分割表示にすると4インチ画面のiPhoneと同じくらいの大きさのテンキーフリック入力が使えます。ただ、キーボードは右側の固定表示なので左利きには使いにくかったり、入力位置がキーボードと重なってしまうアプリがあって見づらい場合もあります。

キーボードを画面下側に固定すれば、表示の問題はなくなるのですが、今度はテンキーが使えなくなるという謎仕様。せめてJIS配列が選べたらいいのに、誰が使うんだよこんなもん作ってるやつは実際に文字入力をしてるんかよ的な50音配列のみというアレ仕様。

純正に不満があるならサードパーティ製キーボードをつかえばいいと思うんですが、なぜかiPadでは動くだけで10インチや13インチの画面での使いやすさに配慮したものは少ないんですよね。

これまた何故か、iPhoneでは自由にサイズを変更できるのに、iPadでは巨大なテンキーが表示されるという謎仕様のものが多いわけです。

ATOKがiPadでサイズ変更に対応

ATOKもなぜか、iPhoneではキーボードのサイズを自由に設定できるのに、iPadではサイズの設定項目が省かれていたんですよね。

むしろ両手の親指で交互にフリックできるiPhoneなら少し大きなテンキーでもなんとかなるんですが、画面が大きくて片手でしか入力できないiPadでは、テンキーが大きいというのは不便でした。

そんなATOKも、バージョン1.6.0でiPadでのサイズ調整に対応しました。

ATOKアプリの
設定 > キーボードのスタイル・デザイン > サイズ・位置
で設定可能です。

しかも、サイズだけじゃなくて上下の位置も変更できるんです。iPadを手に持って、自然に親指が届く場所に移動できるので、とても使いやすくなりました。

僕の場合、画面の下端にくっついた状態だと、「ん」を入力したいときにコントロールセンターが出てきて思い通りにならないことが多いので、ちょっとだけ上にずらしました。
これでコントロールセンターに邪魔されることもなくなり、快適に文章が書けています。

もちろん、左右どちらでも、好きな方に寄せられます。

上下の移動も自由にできる

キーボードを表示している反対側には、上下移動のためのカールボタン(^とv)が表示されています。ここを指で上下にスライドすると、Apple純正キーボードの分割モードのように、使用中のアプリの中で自由に上下移動ができます。賢い!

文章を書いていて、キーボードをちょっと上に持って行きたいなぁというときに、サクッと移動できてしまうんです。いいですね〜

画面の一番下に移動しても、純正のように謎の50音配列になったりはしません(笑)

かなり満足なんですが…

文章の入力に関しては不満の多かったiPadでしたが、ATOKのおかげでほぼ満足できる環境になりました。

欲を言えば、以下の機能があったらもっといいのになぁと思います。

  • 入力中の文字列と変換候補の部分だけ、画面の横幅いっぱいまでの好きな長さに変更できるようになったらいいのに。
  • 左右の両方にテンキーキーボードを表示できたらいいのに。そしたら両手の親指で入力できるので、入力速度が上がるんだけどな。
  • Apple純正のユーザー辞書を使うように選択できるとか、ATOKのユーザー辞書とAppleのユーザー辞書を同期できるようになったらいいな。
  • ついでに、別の記事にも書きましたが、文章をだーっと入力していて、打ち間違いがあったことに気づいた時にその文字を修正できる機能が欲しいですね。
ATOK -日本語入力キーボード 1.7.0(¥1,720)(掲載時)
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
販売元: JUSTSYSTEMS CORPORATION – JustSystems Corporation(サイズ: 80.3 MB)

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