Softbank と au が合併、両社念願の「完全体」に
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高速通信には有利とされながらも、電波が届くということに関しては不利な2GHz帯を割り当てられている Softbank と、電波が届くいうことに関しては有利な800MHz帯を持ちながら、魅力的な端末がなかなか手に入らない au が、本日4月1日に合併を発表しました。それぞれの不得手を補う形となって、docomo と対等に戦える「完全体」となりました。
Softbank の電波が都市部や屋内でつながりにくくなるのも、au の電波が山間部であってもつながる場面が多いのも、割り当てられている電波の周波数特性によるところが大きいです。しかし、Softbank は iPhone を持っています。au も android に力を入れてはいるものの、iPhone の様に一機種で色あせない人気を保ち、大きな利益を生み出すには至っていません。
互いに得意とする領域が異なっており、相手は喉から手が出るほど欲しいものを持っていましたので、主力製品がスマートフォンにシフトしていく近未来を見据えて手を組むことにしたようです。
合併後の新社名やサービス内容については、今後2週間以内に公表される予定とのこと。
ソフトバンクの孫正義社長は、今回の合併をドラゴンボールの「セル」に例えて、「ついに我が社は、低周波数帯を取り込んで『完全体』となった。」とコメントしたそうです。個人的には、ここは「おっす、オラ孫正義」と言って欲しかったところですね。
僕は以前、つながらないことがほぼ無いという理由で au を使っていましたが、iPhone を使いたいためにナンバーポータビリティを利用して Softbank に移ってきたという経緯があるため、この合併は個人的にとても喜ばしいと思っています。
発表内容の詳細はこちら: プレスリリース