LINEが端末間暗号化通信を(やっと)実装
この記事について:2015年10月の発表当時の記録です。暗号化はすべての危険や不正アクセスを防ぐものではなく、対象や設定は現在と異なる場合があります。本文中の傍受に関する噂は未確認です。

日本ではもうインフラの一つというレベルで普及しているLINEですが、韓国政府に傍受されているという噂もかつてありました。端末間暗号化通信を実装することでメッセージ通信の安全性が高まり、通信傍受などは実質不可能に近い状態になります。
http://jp.techcrunch.com/2015/10/13/20151012line-adds-end-to-end-encryption-to-its-mobile-messaging-app/
端末間暗号化通信というのは、送信するiPhoneでメッセージの内容を暗号化して送り出されて、解読不能なぐちゃぐちゃな状態でサーバーを通過、そして受信した相手の端末で暗号が解読されて読める状態に復元されるという仕組みです。これなら、途中のサーバーで通信を傍受されても内容は解らないということになるので、安心してサービスを使うことができます。
実際には、「Letter Sealing」という端末間の暗号化通信技術はすでにLINEに搭載済みなんですが、
LINEの設定 > トーク・通知
という判りにくいところにボタンがあって、しかもその名前を見てもどんな機能なのかピンとこないですよね。
そしてこのわかりにくいボタンを相手もオンにしていることで初めて端末間の暗号化通信が行われます。
でもって、このスイッチを有効にすると「通知でメッセージをプレビューできません。」なんていう警告がご丁寧にも表示されます。メッセージサービスでは、ある程度の即時性が重視されるので、誰からのメッセージが来たのかプレビュー画面で見れないというのは困りますよね。ユーザーはこれを見て有効化をためらってしまうんじゃないでしょうか。

今回の発表は、このわかりにくい設定をしないと使えなかった端末間暗号化機能を、すべてのユーザーに対して自動で有効にするということだそうです。
AppleのiMessageなど幾つかのサービスではすでに同様の暗号化が行われています。iMessageの内容は米麻薬取締局が「傍受できない」と頭を抱えているという話題もありました。
https://iphone-lab.net/imessage-strong-security-337674/
LINEも同等の安全性になるんであれば、安心して使い続けられますね。











