初音ミク、っていうかVocaloidの事が少し解ってきたよ

2013/07/03

PS Vita が値下げになったときに飛びついて、とりあえずお試し版をダウンロードしたのをキッカケに思いっきりハマったゲームがタイムトラベラーズと初音ミク Project DIVA-fでした。

20130702-223732.jpg

名曲に出会った

以前は初音ミクというキャラの強烈にオタク好みっぽい雰囲気が苦手で、ちょっと敬遠してたんですけど、このゲームがあまりにも面白かった。そして先入観を持たずに素直に聴くと、なかなかの名曲ぞろいではないですか。

特に気に入ったのが「タイムマシン」という切ないけど暖かみのある曲がハンカチ必須級の名曲だなと思ったり、

天學の迫力あるギターとベースにシビレたり、

Weekender Girl のプロモーションムービーのクオリティにビビったり

すっげえ楽しんでるわけです。

Vocaloidに興味がわく

それでこの独自のエンターテイメントを産み出した Vocaloid っていうものがどんなものなのか気になり出して、ちょっと調べてみました。

ふむふむ、Vocaloidというのは、ヤマハが開発した音声合成で歌をうたわせるシステムで、色んなメーカーがそのボーカロイド・システム向けに歌手データ(音声データ)を販売している、というわけですな。

このデモを観てると、なんかおいらにも作曲ができちゃうんじゃないかと勘違いしちまいそうです。

そして、色々ある歌手データのひとつが、クリプトン・フューチャー・メディアが販売する「初音ミク」というわけですね。

初音ミクが人気になった理由

なぜ沢山ある歌手データのうち、初音ミクが圧倒的な人気を得ているかというと、バーチャル・アイドルとしてキャラクターを創って、歌に臨場感を持たせたことと、キャラクターを自由に使えるようにした、というのが大きく影響していそう。才能のある人たちが、自由な初音ミクを使って純粋な創作意欲で曲を創って、動画サイトで公開したことで人気が爆発したんですね。

初音ミクというキャラクターが作り出している世界観は、Google Chrome のテレビコマーシャルが一番上手く表現していると思います。

この「Everyone, Creator (誰もが、創造者だ)」というキャッチがとても印象的。

VOCALOIDの未来は
ピアノのように「使われていて当たり前」になり、
VOCALOIDを使った音楽クリエイターたちもスポットがあたる。
VOCALOIDコンテンツどんどん広がり、
もっともっと多くの方々が、いいろんな楽しみ方をする。
世界の音楽シーンに「無くてはならない」存在になる事を願ってます。

とヤマハが言っているとおり、いつかは色んなデバイスで当たり前に使われているようになりそうな予感がします。

使う人ごとに千差万別の楽しみ方があるボーカロイドを使って、週末に作曲にチャレンジしてみるのもいいかも!ですよ。

手始めに、「ボカロ+ミリオン」「初音ミク+ミリオン」あたりをキーワードにYouTubeやニコニコ動画を検索してみて、何曲か聴いてみることをお勧めします。きっと楽しめますよ。