Spotlight検索機能をアプリランチャーとして活用

2010/02/22

iPhoneに沢山インストールしているアプリの中から、使いたいものを探し出すのって面倒ではないですか?

整理整頓が得意な人なら、使用頻度が高い順に並べ替えたりして使いやすく整えているかもしれませんが、僕はそんなマメなことが苦手です。

そこで、iPhoneに標準搭載の検索機能「Spotlight」を使って、使いたいアプリをささっと呼び出しています。


アプリの起動を簡単に素早く行うためのツールを「ランチャー」といいますが、スポットライトはアプリのランチャーとしても便利です。

Spotlightをアプリランチャーとして活用

Spotlight はしっかり活用するととても便利なので、アプリケーションのランチャー(使いたいアプリを素早く起動する)としての活用方法を紹介させて頂きましょう。

僕の場合、iPhoneのドックとホーム画面・フリックして2画面目までは使用頻度の高いアプリを配置していますが、3画面目以降は色々インストールしているアプリを全く整理をしていません。その理由は、頑張って整理をしても、何回もフリックしてページをめくるように画面を切り替えて目的のアプリを探すのが面倒だからです。

何かアプリを使おうと思ったら、画面を下にフリックして Spotlight を呼び出して、使いたいアプリの名前を入力していきます。

高速で強烈なインクリメンタルサーチ機能(一文字入力する度に候補が絞り込まれる検索機能)はアルファベットはもちろん、ひらがなでも働きますので、ほとんどの場合は最初の数文字入力しただけで使いたいアプリが表示されます。上のスクリーンショットは、カレンダーを呼び出そうとして「かれ」まで入力しただけで候補にカレンダーが表示されている様子です。

iPhone の標準キーボードはもちろん、ATOK や Gboard など他社製キーボードアプリでも日本語タイトルアプリのインクリメンタルサーチが可能です。アプリが表示されたら、リストのタイトルをタップするだけで起動します。

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文字を入力するのが面倒だという場合、例えば日本語タイトルのアプリなどを簡単にスポットライトで呼び出したいなら、ユーザー辞書に単語としてアプリ名を登録しておいて、変換候補の上位に表示されたのを選択すると入力の手間が省けるかもしれません。また、Siri を使って音声入力をするのも良いでしょう。

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Spotlightでメモを探し出す

Spotlight で候補に表示されるのはアプリだけではなく、アドレス帳に登録されている人の名前、純正メールアプリの内容、本体に保存してあるメモなどテキストファイルなども対象になりますので、書きかけの書類の続きを書くときなど、何か作業をする時はとりあえずSpotlightを使うのがスマートだと思います。たいていの場合、アプリを起動してから操作の対象になるものを探して… という作業をするよりずっと短時間で目的の操作ができるはずです。

Spotlightがあるおかげで、メモなどはどのアプリで作成したのか覚えておく必要がありません。どこに保存したのかも忘れてしまって大丈夫です。だって、Spotlightで検索すれば、サクッと見つけてくれますから。

iPhoneがやってくれることはiPhoneに任せて、自分は余計なことに脳を使わないようにすると仕事や作業の効率が良くなります。そういう意味で、Spotlightの活用はiPhoneの使いこなし方として中心的な役割を担っているのではないでしょうか。

せっかく搭載されている強力な純正検索機能 Spotlight は、ガシガシ活用しないともったいないですよ。

iPhoneに標準搭載のアプリの便利な使い方はこちら