SoftBank の iPad 2 データ通信無料キャンペーンを docomo のデータ定額プランと比較すると、買うしかないという気持ちになる
iPhone 4S の発売と同時に、ソフトバンクの「アレ コレ ソレ 無料キャンペーン」が始まります。
僕は10月7日のお昼まで、au で iPhone 4S を購入する気でいたのですが、iPad 2 の月額利用料0円〜 というキャンペーン内容を見て、SoftBank に留まることにしました。
キャンペーンの概要
- 1回線目として iPhone を持っていると、2回線目のiPad 2 にキャンペーン料金が適用されます。
- 2回線目のiPad 2 の契約事務手数料、ユニバーサルサービス料が無料になります。
そして、データ通信の月額使用料金が0円からスタートで、上限が4,980円+315円=5,295円となります。
月間のパケット使用量が100MBまでは無料なので、パケット使用量が少ない場合は iPad 2 本体の分割払い金額のみの支払いになります(一括で支払った場合は月々0円です)。月間のパケット使用量が100MBを超えると、111.5MBで上限の5,295円となります。
100MBを超えても、パケット通信料の金額に対して月々割が適用されます。
モデル | 一括金額 | 分割月額 | 月々割の金額 | パケット料金上限 |
16GB | 44,640円 | 1,860円 | 1,860円 | 3,435円 |
32GB | 52,800円 | 2,200円 | 1,800円 | 3,495円 |
64GB | 60,720円 | 2,530円 | 1,740円 | 3,555円 |
そして何より、キャンペーンを利用して iPad 2 を購入すると、契約期間中ずっと0円スタートが適用されるという太っ腹なところに要注目です。
無料通信分が100MBに設定された理由として、孫社長は「iPad ユーザーの40%が月間100MB未満の使用だから」と回答していましたが、上手いところに設定したもんだなぁと思います。
僕がモバイルWi-Fiルーターで利用している docomo のデータ定額プランの場合、
が月額使用料金になります。
下限以内の通信量は、23,825パケットなので約3MB、上限に到達するのは142,500パケットなので約17.4MBです。
docomo がたった17MBで上限に到達するのに対して、SoftBank は100MBまで無料とはなんと良心的な料金設定なんだろ、なんて思っていたら、当サイトのFacebookページで重要な指摘を頂きました。
全くもってそのとおりですね。実質ほとんど使わないか上限到達かの二択なので、下限が何MBまでかなんてあんまり意味がありません。
となると、パケット料金が0円からスタートする SoftBank は、全く使わなくても毎月最低1,525円かかる docomo より圧倒的にお得感がありますね。
個人的に、初代 iPad の3Gモデルを持っていますが、はっきり言ってほとんどパケットを使いませんでした。自宅にも職場にもWi-Fiがあるので。そしてiPhoneと違って、外出時に歩きながら利用するということもまずありません。それで3G通信は解約して、現在はGPS付きのWi-Fiモデルとして利用していますが、それで全く不自由を感じていません。
僕の場合、今回のキャンペーンで iPad 2 を購入したら、普段はほとんどパケットを使わずに月額0円で維持していて、旅行や出張など、何らかの理由でパケット通信が必要になることがあった月だけ約3,500円ほどの追加料金を支払う覚悟をすれば良いという事になりそうです。
これは買うしかないですね。iPhone 4S への機種変更時に、iPad 2 も購入しちゃいます。