パケット通信料下限の12,250パケットって約1.49MB。それ以内になる使い方は?
iPhone を購入するとき、標準プライスプランで契約をすると、パケット通信料が2段階定額制になります。
バリュープログラム(i)と比較すると、パケット料金上限は4,410円で同じですが、月々割(端末代金分の割引に相当) が480円少なくなるなどいくつかデメリットがあります。ですので、普通に iPahone を使いたい人は、バリュープログラム(i)を選択した方がずっとお得です。
あえて標準プライスプランを選択する理由として、モバイルWi-Fiルーターなど別のパケット通信手段を利用しているので、iPhone 本体のパケット通信料は最小限に抑えたいとか、限られた場合になると思います。
ただ、iPhone が常に Wi-Fi の電波の中にいるようにしていても、モバイルデータ通信をオンに設定している場合は下限で運用するのは不可能です。
では、下限で運用するに這うどうしたらいいのかというと、結論はモバイルデータ通信をオフにするしかありません。
パケット通信料下限になる12,250パケットをざっくりと計算すると、約1.49MBになります。
1パケット=128バイト
1KB=1,024バイト
1MB=1,024KB
として計算
12,250*128= 1,568,000バイト
1,568,000/1,024/1,024=1.4953MB
一ヶ月あたりのデータ通信量をこれ以下にすることができればよいのですが、常に Wi-Fi の中にいても、モバイルデータ通信をオンにしていると、一日あたり送受信を合計して約250KBほどのデータ通信が行われます(利用しているアプリや設定の内容などで変動するので、あくまでも僕の環境での数値です)。
ということは、約6日で下限を突破するということになります。
これでまたまた大雑把に計算すると、逆に考えて一日あたり約4時間半くらいはデータ通信をオンにしても大丈夫ということになります(Wi-Fi が常時利用できる環境の場合)。
そこでちょっと実験です。ジョギングに行っているときなど、毎日短時間だけ iPhone のモバイルデータ通信をオンにして、外出時の持ち物を減らしてみるとどうなるか。
テスト条件は、
- iPhone のモバイルデータ通信は、普段はオフにしている
- ジョギングに出かける時だけオンにする
- 起動するアプリは Nike+ GPS のみ
- Facebook で友達がいいね!してくれると、声援が聞こえる(これ大事)
- 途中で別の作業は行わない
となります。
体調や気分でだいたい30〜40分ほど走ってみたのですが、なんとたった3日で下限の1.49MBをあっさり超えてしまいました。
やはり、パケット通信料が下限になるようにしたい場合は、ずーっとモバイルデータ通信をオフに設定しておくしかなさそうです。Wi-Fi の電波がない場所でモバイルデータ通信をオンにすると、あっという間に下限突破どころか上限に到達する可能性すらありますね。時々手動でオンにして、MMSが届いていないか確認する程度にしておくのが無難そうです(標準プライスプランを選択した場合は、最初からMMSは使わないと決めておいた方がよいと思います)。
面倒でも、モバイルWi-Fiルーターはジョギング時にも一緒に持ち歩くか、Nike+ の声援が聞こえる機能を諦めましょう。
繰り返しになりますが、iPhone はバリュープログラム(i)を利用して、パケット料金のことは気にしないで楽しむのが一般的にはベストな選択です。
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カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, スポーツ
販売元: Nike, Inc – Nike, Inc(サイズ: 290 MB)