iOS 5で新次元に突入-2: 日本語入力も大きく変化、喜びとガッカリが入り交じり…
【iPad編】
iPad のキーボードも大きく変わりました。ついに、フリック入力がサポートされたんです!設定方法は、
と進んで「キーボードを分割」をオンにします。
キーボードを分割するには、キーボードの右下のボタンをタップして、2秒くらいホールド(触ったまま)にします。そうすると、「分割」という選択肢が表示されます。
テンキーモードの分割表示では、iPad を手に持って、親指でさくさくと文字入力ができるようになります。キーボードを上下に移動することもできますので、自分が一番使いやすい場所に配置できるのも嬉しいですね。
ただし、左右の入れ替えはできませんので、せっかく搭載されたフリック入力も右手専用機能になってしまいます。少数派とはいえ、左利きへの配慮が全くないというのはちょっとばかりAppleらしくないなと思いました。
英字入力時にもキーボードが分割表示されるので、持ち替える必要が無くそのまま親指で入力できます。使ってみると、これが予想外に快適です。
僕は親指シフターなので、ローマ字入力にはものすごく抵抗がありました。英文の入力はiPadのソフトウエアキーボードでも不便を感じませんでしたが、日本語入力時にはストレスがありました。個人的にiPadの利用頻度が低かった最大の理由がこれなんですね。
フリック入力ができるようになって、右手での入力にも慣れてきたら、iPadも十分文章の入力に活用できるなぁと実感しています。パソコンを使わなくても、ブログの更新やちょっとした仕事の文章書きは、iPadでできてしまいそうだなと思います。