【読書感想文】自分の記録(ライフログ)を残すことに力一杯やる気が出る本 – たった一度の人生を記録しなさい

2012/04/07

goryugoの本

「Evernoto といえば」というより、「ライフログといえば」この人ありの五藤隆介氏( @goryugo )の名著です。

実は出版と同時に献本して頂いていたので、読んだのはもう半年近く前の昨年10月のことでしたが、何となくタイミングを逃してしまって紹介しないままになっていました。

僕は元々わりとよくメモを残す方で、以前から普段使いのノートに作業内容やその過程で頭に浮かんだことを、その瞬間にその場でさくっと書き残すようにしていました。会議の資料なども、びっしりとノートをとったりはしませんが、記憶を呼び覚ますのに必要なキーワード的一言メモをあれこれと書き込んでいます。

というのも、大学時代の恩師の言葉に

人間の“確かな記憶”なんかより、かすれて判読しにくい状態になっていたとしても書き残したメモの方が確実だ

というのがありまして、ストレートに胸を打たれたのでそれ以来実行するように心がけて、いつの間にかそれが癖というか当然のことになっていました。ある程度年齢を重ねて様々な経験を積んだら、実はとても深い言葉だなぁと思うようになっています。

iPhone を使い始めてからはそれが加速して、写真と一言メモを組み合わせて様々な記録を残すようになりました。Evernote を使い始めてからは、そういったメモ類の集約場所・最終保存場所として活用しています。

そして、“ライフロガー”の第一人者、goryugo氏の本を読んで激しく心を揺り動かされたわけです。

この本は、Evernote を中心とした“ライフログ”のためのテクニック的な解説も重要な項目として含まれていますが、それよりも人生を記録することの大切さを気づかされる部分に力点が置かれているように感じます。少なくとも僕は、この本の影響で“ライフログ”を強く意識するようになりました。

僕は「ライフログ」という言葉には懐疑的な部分がありまして、いろいろなメモなどを残して積み上げた情報の集大成としてライフログというものになるんだと思っているのですが、その情報の残し方にちょっとした意識や工夫を加えることで、より充実したものになるんだなと感じたわけです。

特に、日常の中でスナップ写真を撮るときの意識が変わりました。以前は写真を撮るときの漠然とした基準として「楽しい」というものが有ったように思うのですが、何気ないものも含めて日常の記録としてばしばし写真を撮るようになりました。

ここでまた、高校時代の写真の師匠の言葉を思い出しました。

シャッターを切った瞬間には下らないと思った写真でも、10年後には貴重な記録になっている

確かに、この10年の間でも僕の周りの風景は様々な変化があります。そしてちょっと古い写真を見返してみると、日常の何気ない写真こそ、懐かしい記憶を呼び起こす大切な情報になり得ることを実感します。時間が経てば、どんな写真も“貴重な記録”なんですね。

歴史に名を残すような偉人ではない、その他大勢的庶民の自分が「たった一度の人生」を記録することの大切さを教えてくれた本でした。

最近は写真と同じくらい、動画も気軽にスナップするように心がけています。実は数年前に父が他界したのですが、写真で顔を思い出すことはできても声を聞くことができないんだな〜と寂しく思ったんです。子供たちの幼い話し声なんて、数年後には貴重な記録ですよね。

ちなみに、僕が Evernote にメモを残すときに使っているアプリは PostEver です。動作が高速ですし、テキストメモも写真メモもこの一本でこなせるので重宝してます。

PostEver – 1日分のメモが1つのEvernoteノートに 2.3.1(¥600)

カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
価格: ¥600(掲載時)
サイズ: 2.4 MB
販売元: Atech inc. – Atech inc.
リリース日: 2011/03/10

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goryugo氏のブログ: goryugo, addicted to Evernote