Easy Camera / 速射カメラ – 電光石火の高速カメラアプリ [レビュー]

低解像度で高速撮影、手軽にメール添付。携帯電話のカメラらしいアプリ

Easy Camera / 速射カメラ(115円: iTunesが開きます)は、撮影解像度を iPhone のスクリーンサイズ(320 x 480ピクセル)に落とす代わりに、1秒未満の高速起動、1秒未満の高速保存が特徴のカメラアプリです。SDKの制限により、日付などのExif情報やGPSを使ったジオタグ(位置情報)などは記録されませんが、ホントに撮影できたのか実感できないほど高速な動作で、次々と速写できます。

バージョン1.0.0では、画面構成もとてもシンプルで、画面下のアイコンをタップするとすぐに保存されているのですが、撮影した実感がなすぎてカメラロールを確認するまで心配になりました。バージョン1.0.1では、随所に大幅な改善が見られます。まず、画面のどこかを触れて、指が離れたときに撮影されるという動作は、iPhone の設計がそうなのである程度仕方が無いのでしょうけど、カメラとしてはあまり良い仕様ではありませんが、新バージョンではスクリーンのどこを触れても撮影される全画面シャッター機能が搭載され、しかも指が触れた瞬間に撮影されるという、カメラのシャッターに近い動作になりました。タイムラグが短いので、しょぼいカメラのシャッターよりも優秀なのではないと思うくらいです。画面下のアイコンをタップした場合には、従来どおりの動作です。

それから、画面下のアイコンバーの部分に、画像を保存したことを示すプログレスマークが表示されるようになったので、撮影したたことを実感できるようになりました。1秒未満で保存される高速動作は健在なので、プログレスマークが表示されるのも一瞬です。とはいっても、撮影の実感があるというのは、使い勝手としては大幅に向上です。

一般的なデジカメでは、映像素子の情報をそのまま保存すると一般の人の目には甘いと感じる画像になるので、シャープネス(輪郭強調)などある程度画像処理が施された状態で保存されるものなのですが、Easy Camera で保存された画像を見ると特別な加工処理は行っていない様で、若干甘く感じるかもしれません。画像サンプルはサポートページに多数掲載されていますので、購入前に確認できます。

iPhone の純正カメラアプリは、撮影する以外何もできないシンプル設計で、200万画素フル解像度(1,200 x 1,600 ピクセル)で撮影するのみです。メールに添付すると、自動で600 x 800ピクセルに変換してくれますが、それでも携帯電話宛に送るにはちょっと大きいので、iPhoneで写真をメールする前にスクリーンキャプチャ機能でリサイズするといった工夫を必要とする場面がありました。Easy Camera の画像は最初から iPhone のスクリーンサイズ(320 x 480ピクセル)なので、撮影した写真を気軽にそのまま携帯電話宛にメール添付で送ることができます。サッと起動して、パッと撮影して、すぐにメールできるというテンポの良さは、写真付きメールの作成を楽しくしてくれます。

電光石火の速写カメラは、独自の存在感を示す、持っておいて損の無いアプリだと思います。

(新バージョンは、作者さんのご厚意で使用させて頂きました。この原稿執筆時点ではバージョン1.0.1はまだ公開されていません)