iPhoneの日本語ローカライズは不完全?
先週の中頃に公開されて、アップルのホットニュースには昨夜掲載された「iPhoneビデオガイド」は、見てしまうとiPhone 3Gが欲しくてたまらなくなる危険なビデオですね。特に、18分42秒くらいから始まる日本語入力の説明は、見てるだけでわくわくしてしまいます。「十字フリック入力 & 予測変換」は、日本語入力を省力化する方法としては、究極に近いアイデアではないかと思います。慣れてしまえば、かなり高速に入力できそうなので、Multi-Touchと一緒にぜひMacでも利用できるようにして欲しいです。単純に高速に入力するという意味では、親指シフト(ニコラ配列)にはかなわないと思いますが、ローマ字入力よりは早いのではないでしょうか。
このiPhoneビデオガイドがローカライズされたのは、今のところ日本語だけのようです。他のiPhone 3Gが発売される国では、加藤 茶 似のおじさんによる英語版がそのままか、WWDCの基調講演がリンクされています。日本語版だけ作成された理由は、日本が市場として重視されているというのもあるかもしれませんが、どちらかと言えば日本語が特殊で、日本語入力などiPhoneにも大幅なローカライズを施しているからではないかと思われます。
昔からAppleの“ローカライズ”というのは、単に表記を翻訳するだけではなく、その国の文化に合わせた変更をするというポリシーがあることで知られていますが、今回のビデオガイドを見ると、日本向けのローカライズは不完全というか、少しばかり中途半端なのではないかと感じる気になる部分がありました。
25分35秒あたりから始まる、「GPS搭載マップ」では、現在地の探索や、周辺の焼き鳥屋さんを高速に検索できる様子を見れます。バラバラとピンが刺さるアニメーション効果は楽しいのですが、英語版では解説されている、現在地から検索した目的地までのルート案内が話題に上りません。日本では、何らかの事情でルート案内機能は提供されない可能性があります。
27分42秒あたりから始まる、「株価と天気」では、株価が簡単にチェックできるような説明がありますが、表示は現行のiPod touchと同じく、アメリカのYahoo!のものではないかと思われます。iPod touchでも問題になりましたが、iPhoneが日本で発売になるまでにはローカライズされるだろうと楽観視していたのに、どうやら日本のYahoo!ファイナンスを見れる訳ではないかもしれません。
ローカライズが不完全なまま製品化するというのは、ちょっとAppleらしくないと思いますが、iPhoneの場合は一般的な日本の携帯電話と違って、後々ソフトウエアアップデートで対応できる可能性があります。特にルート案内は便利なので、今後の改善に期待します。
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